北海道函館の中島廉売で、戦後間もない1945年に開業し、地元民に愛されてきた太田かまぼこ。
後継者不足により07年に惜しまれつつ閉店しましたが、12年に孫が後を継ぎ営業を再開しました。
NHK「特集!きらり道南」で
放送されました。
太田さんのおじいさんが1945年に始めたかまぼこ店。
おじいさんとお父さんが相次いでなくなったため閉店しましたが、
孫の太田さんが復活させました。
レシピがない中、昔食べた味を頼りに再現しています。
孫が挑む伝統の味
-
- 祖父
- 太田 幸次郎(創業者)
呼び名 じいちゃん
- 祖母
- シズエ
呼び名 あーやん
-
太田 寛人
1986年4月撮影
小学校入学時の写真
1945年 祖父が現在の本店である北海道函館市中島町にて「太田かまぼこ」を創業。
大戦後の国内の情勢が不安定ながら、地元函館で美味しいと評判を呼び、日々多くのお客様より支持されました。
創業後から営業を続けえる中で、創業者はかまぼこ屋の職人として技術を高めるために、かまぼこに多大なる情熱を燃やし多くの賞を受賞し、最終的には献上かまぼこを作り上げた。
2007年 後継者不足により「太田かまぼこ」は閉店。
2012年 創業者の孫である、当社、代表取締役 太田 寛人(おおた ひろと)が「太田かまぼこ」の再営業として復活を手がける。当時は、すりみ1つ練り上げることも満足にできずにおりましたが、地元業者の熱い支持を受け、オリジナルすり身を完成し現在にいたる。
当社は、地元函館に店舗を構え、地元・道内・国内外問わず実演販売という形で出店しております。近年では、東南アジアからも品質・味の良い「Fish cake」として出店が増えております。
将来的には、「Fish Cake」を「すし・すきやき・ラーメン・天ぷら」のように日本を代表する食として世界へ提供できることを目指しております。
Our motto: Keeping Our Traditional Tastes Alive
In 1945, a man named Kojiro Ohta, grandfather of the representative director Hiroto Ohta opened the shop “Ohta Kamaboko” at Nakajima-cho, Hakodate, which has become the present main shop. During the unstable postwar era, good taste of his products drew attention from local customers and became increasingly popular in Hakodate.
Since the beginning of this company, the founder continually improved his techniques as a Kamaboko craftsman, which brought him many awards. Eventually, he became successful enough to make and present special Kamaboko gift for the Imperial Family.
In 2007, “Ohta Kamaboko” was closed due to a lack of the successor.
In 2012, the founder’s grandson, Hiroto Ohta began to manage the family business and reopened “Ohta Kamaboko” as a representative director.
At first, he was no more than an amateur and couldn’t even knead one ground fish, but with the help of the local manufacturers, he succeeded in restoring the shop and created his original fish paste.
Our main shop is located in Hakodate.
We make do marketing events in Hakodate,
in other prefectures, and also abroad. Recently,
we have had more and more requests from Southeast Asian countries to make demonstration sales due to the high quality of our products.
We hope to introduce our fish cake to the world and make it as well loved
as other traditional Japanese foods just like sushi, sukiyaki, ramen, and tempura.
まだ道路も舗装されていない、創業当時の中島廉売。当時では珍しい空撮写真は、パイロットだったじいちゃんの弟が撮影したもの。屋根の文字は飛行機から見えるようにじいちゃんが書いた。
良い商品を幅広い人種へ
インターネットが世界的に普及し、海外との商談が行いやすい環境の中で国際社会との関わりは必須になりつつあります。常に異なる世界的情勢の中で、食品製造会社の役割も大きく変化しています。
日本国内では食の宝庫とされる北海道でも、天災、気温上昇などで以前に増して第一食材の生産・確保が難しくなり、国内市場は人口減、高齢化を避けることができずにいますが、世界へ目を向けてみると人口増・食料不足・水不足がアジア地区を中心に巻き起こっているという状況が混在しています。
その中で当社は、北海道産スケトウタラを主原料に函館の本店・イベント出店・商品卸を軸に地元のお客様と商いを通じて常に接点を持ち続けていますが、近年は【Surimi】を海外輸出し、国内マーケットとは異なる形で商品提供を行っています。
私たちはこれからも、最初に日本から世界へ港をひらいた街函館から、お客様と共に成長する会社であり続けます。そして、たくさんの「ありがとう」をいただける会社を目指して、社員一同、着実に誠実に前進してまいります。
太田かまぼこを運営する「北海道かいこうマーケット」という社名は、開港を由来に名付けました。
- 社名
- 友栄 北海道かいこうマーケット株式会社
- 店舗名
- 太田かまぼこ
- 法人番号
- 8440001005748
- 代表者
- 代表取締役社長 太田 寛人
- 資本金
- 200万円
- 事業内容
-
- 食品通信販売
- 魚肉製造業・販売
- お惣菜販売
- 卸業務
- 魚肉練り製品、惣菜類の海外輸出
- 住所
-
事務所
〒040-0014 北海道函館市中島町28-13
TEL:0138-54-5477 / FAX:0138-53-6064
- サンダイヤ(株)
- 大槻食材(株)
- 日乃出食品(株)
- (株)アキヤマ
- (株)山丁 長谷川商店
- (株)エビスパック
- 合名会社 本間紙工所
- (株)だるま食品本舗
- (株)北海道百貨
- (株)CITY SUPER
- 日本アクセス北海道(株)
- (社)北海道貿易物産振興会
- (社)函館物産協会
道産食品に使われています
- 1. 北海道内で生産された農林水産物
- 2. 北海道内で製造又は加工された加工食品であり、
次のいずれかの要件を満たすもの。
- 主な原材料として道産農林水産物を用いているもの
- 道内で培われた製法・技術などを用いているもの
香港・台湾・中国・韓国・シンガポール・ベトナム・タイ